見積は自己ベストを基準にしてはいけない。
今日もタイトルが全てという感じですが以下本文はおまけみたいなものです。
事の経緯
これはソフトウェア開発における、機能の見積もりに関するお話です。
最近の工数見積もりはある程度経験のあるメンバーがチームに多いという状況もあって、チーム全員が集まって大まかな機能ストーリーからデルファイ法で見積もるって形が多いです。
そこの中で、所謂マスタメンテ画面系を自分が作っているのですが、見積でだした期間でこなすのに四苦八苦という中で思ったのがタイトルというわけです。
端的に言って見積ミスった感が強い
どういうことかというと、手前味噌ですが経験やスキル的にチームの中で私は比較的技術力のあるほうだと思います。
その人間が見積から算出したスケジュールで機能開発(設計、プログラミング、テスト)をこなすのに手いっぱい(もしくは遅れが出そうなので残業したりしている)という状況にあるということは見積に問題があったということです。
では、どのような問題が見積にあったのでしょうか?
一般的な機能でもなめちゃいけない。
今回はマスタメンテだったのですが見積時に以下のような問題があったのではないかと思い返すとあげられます。
- マスタメンテということで思考停止しており、具体的にどのような作業が必要かブレイクダウンできていなかった。
- 確かにMAXの生産性を発揮できれば、できるかもしれないとうラインの見積をしてしまった。
プロジェクトの振り返りでP(プロブレム)として残そう。
私が携わるプロジェクトはなるべく振り返りをして次のプロジェクトへ教訓なりなんなりを生かしていこうと考えているのですが、その際にKPTを実施しています。
上記の見積上の失敗をプロジェクトの教訓として残そうと思います。