何か着ていればいいよ

ソフトウェア技術者の日常や技術の話を書こうと思います。

Seasarのサポートはあと1年!繰り返すSeasarはあと一年で終わる!#seasarcon

ちょっと、自分的に衝撃を受けたのでそんな題名にしました。
本日はSeasar Conference 2015に参加してきました。

event.seasarfoundation.org

最近は、あまり比嘉さんの新規昨日開発停止宣言もあり、大きな動きもなかった*1Seasar界隈ですが久しぶりのSeasar Conferenceだったので開発再開か?なんて淡い期待を抱いてワクワクしながら会場に向かいました。*2

そして、最初のKeynoteで比嘉さんのSeasar終了宣言につながるわけです。

というわけで、本来はSeasar Conferenceの発表内容をブログに書きたかったのですが現時点で自分がわかっている範囲のSeasar関連プロダクトのいく末についてここでは書こうと思います。

Seasar2関連プロダクトのサポート終了について

比嘉さんの話では来年の今日。つまり2016/9/26をもってSeasarのサポートを終了するとのことでした。
これは具体的には今まで新規機能の開発は凍結したものの、バグフィクスや問い合わせへの応答はメンテナーのみなさんが続けていたのが終了するということだと思います。
また、サポートが終了すると思われるのは以下のプロダクトです。

  • Sesar2
    • S2Framework
    • S2Extention
    • S2Tiger
    • S2Dao
    • S2JDBC(これは不明)

また、派生プロダクトやSeasar Foundationの他のサブプロジェクトについては不明です。 ただ、一つだけ明確になっているものがありました。

DBFluteは開発が(サポートも?)続く

開発者の@jfluteさんが本日の登壇者だったこともあり明確に語っておりました。
そもそも、DBFluteはすでにSeasarのプロダクトではなくなっているそうです。
また、同時に@jfluteさんが責任者であるSeasar.Netについても終わらない点を語っておりました。*3

Seasarの今後について

DBFluteSeasar.Netを除くほとんどのSeasar関連プロジェクトは終息に向かうと思います。
これはある意味現状の追認というか比嘉さんなりのケジメの宣言だったように自分には思えました。
ただ、SeasarOSSです。
さまざまなforkがこれから作られのではないかと個人的には思いますし、最後に行われたLT大会ではそういうことが語られておりました。

個人的には参加する前に抱いていた淡い希望とは真逆の結果になったわけですが、ある意味踏ん切りがついたというかSeasarに少しでも関わったことがある人間が新しい道に踏み出すきっかけになったのではないかと思います。

以上Seasarの今後についてのまとめでした。
認識違い等ありましたら申し訳有りません。

最後にSeasar2のコミッタのみなさま、Seasar Conferenceを開いてくれたみなさま、本当にありがとうございました。
お疲れ様でした!

*1:というか動きを観測していなかったのでそう自分には思えた。

*2:開発再開なら個人的にはもっとコミュニティに貢献したいとかそんなこともこの時は思っていたんだけど…

*3:そもそもSeasar.Netはサポートするとも言ってないので始まってないとかそういう話をされておりました。