何か着ていればいいよ

ソフトウェア技術者の日常や技術の話を書こうと思います。

人月から価値へ

人月のを提供する企業から価値を提供する企業に転職して一週間。 そこらへんのパラダイムの違いを自分なりに整理してみます。

人月の世界での自分を売る

転職前、人月世界でソフトウェアエンジニアとしての自分の売りは以下のようなものでした。

  • 相対的に人より早く(つまり少ない人月で)ソフトウェアを作り上げたり、修正したりできる。
  • 相対的に人よりバグが少なく(つまり余計な瑕疵による人月浪費をせずに)ソフトウェアを作り上げたり、修正したりできる。
  • 客先で人より長時間労働できる。(つまり人月の売上高が高い)

価値提供の世界で自分を売る

これから自分が売りにしなければいけないことを考えてみます。

  • 人より早く価値を生み出すソフトウェアプロダクトを作り上げたり、修正したりする。
  • 人より価値を生み出すソフトウェアをより高める為修正等保守しやすく作り上げたり、修正したりできる。
  • 人より生産性が最大化できるような時間配分で仕事をし価値を生み出すソフトウェアを世に送り出す。

こんなところでしょうか。