何か着ていればいいよ

ソフトウェア技術者の日常や技術の話を書こうと思います。

組織からみた社員のプログラミングスキルの伸ばし方

最初に断わっておきますと最近自分の身の回りに起きている事象の話であまり汎用的な内容ではありません。

あまりうまくいっていないその事象について自分の考えをまとめてみる。

 

ことの前提

ここ5年くらい、たまたま.Net(C#VB.net)の案件が多く社員のスキルセットが

.Netに偏ったためJavaの案件を最近多く話をいただいているにも関わらず、人を割り当てられないということが懸案事項としてあります。

 

その結果

そこで、「Javaのスキルを育てたいな」となるわけですが、

どうやって?

というところが問題になるわけです。

 

  1. やみくもに案件を取りに行ってスキルがマッチしない人材をアサインしてプロジェクト内で実践的にJavaを学びましょう
  2. Javaの研修等を実施して今、Javaのスキルが無い人材を教育しましょう
  3. なんとか業務外でJava習得してくんないかな?

 

という三択くらいになるらしく。

理想としては、2だけれども実際は1になりがちだし、1ではプロジェクトが破たんするリスクを負うことになる…。

じゃあということで、3っ目でなんとかなるならそうしたいと思う企業体は多いはずです。

 

自分の考え

個人が業務外で簡単にスキルアップしてくれるなら世話無いけど、そのような意識の高い人材は限られてくるわけです。

さらに、今回Javaという枯れたスキルを現在習得していない人材が、はたしてそのような意識の高い人材であるかというと甚だ疑問です。

そのため、上記の選択肢でいうと1を確かな技術をもった人材とセットでアサインして慎重に進めていくというのが現実的な対処方法なのではないでしょうか?

 

ただし、そんなことは自分じゃなくてもみんな百も承知なわけで、

それができないから願望先行のようなことになるわけですが、

そこであえてあまり意識高くない職業プログラマJavaを習得させるにはどうしたらよいかを考えてみます。

 

そこで、手持ちのカードと時間やコストを考慮するとおのずと以下のような感じになるのではないでしょうか?

・スキルアップしてほしい人材を何人か集める

・上記のグループで学習を業務外でやってもらう。

・さらにその学習を目標管理制度の目標として設定してもらう。(組織の制度に乗せてしまう。)

 

この方法でスキルアップできるか否かは未知数というかあまり成果がでそうには思えないのですが、リスクを負わずにできる一番着手しやすい選択肢ということでこんな感じの案になりました。

 

ぶっちゃけ、当たり前すぎる結論で、いちいちブログに書くのもなんなんだけど、

これも自分の思考の過程ということで、書き残しておきます。